こんにちは、アサヒ宣伝株式会社です。弊社は京都で75年間、看板を中心とした広告制作を手掛けてきました。近年、デジタルサイネージの普及が加速し、それに伴いモーショングラフィックの需要も急増しています。コロナ禍で一時的に屋外広告のDX化が鈍化していたものの、最近ではデジタルサイネージへの移行が進み、モーショングラフィックを活用したプロモーション広告が数多く見られるようになりました。
本ブログでは、自社でデジタルサイネージの広告を制作する際のポイントについて解説いたします。
目次
1. モーショングラフィックの基本を理解する
モーショングラフィックとは、アニメーションや映像効果を駆使して情報を伝える手法のことです。静止画よりも視覚的なインパクトが強く、ターゲットの関心を引きやすいという特長があります。特にデジタルサイネージでは、短時間で情報を伝えられることが重要なため、効果的なモーショングラフィックの活用が求められます。
2. 目的とターゲットを明確にする
デジタルサイネージ広告を制作する際には、「誰に向けて」「何を伝えたいのか」を明確にすることが重要です。ターゲット層に応じてデザインや動きのスタイルを最適化し、視聴者が一目で内容を理解できるように工夫しましょう。
3. 短時間で訴求できる構成を心掛ける
デジタルサイネージの視聴時間は数秒程度と言われています。そのため、長すぎる映像ではなく、短時間でポイントを押さえた構成にすることが大切です。具体的には、
- 15秒以内でメッセージを伝える
- テキスト情報は最小限に抑える
- 重要な情報は冒頭に配置する といった工夫が必要です。
4. 視認性と可読性を意識する
デジタルサイネージは、屋外や駅構内などさまざまな環境で表示されます。そのため、以下の点に注意しましょう。
- 高コントラストな色使いを採用する
- 大きく読みやすいフォントを使用する
- 背景と文字の色が被らないようにする
- 動きが激しすぎず、視聴者の目に優しいアニメーションを心掛ける
5. サウンドの使用に配慮する
駅や商業施設などでは音声を出せない場合が多いため、サウンドに頼らずに視覚だけで伝わるデザインが求められます。ただし、音声を使用できる環境では、適切なBGMやナレーションを加えることで、より印象的な広告に仕上げることができます。
6. フォーマットと解像度を確認する
デジタルサイネージの媒体によって対応するフォーマットや解像度が異なります。事前に設置されるサイネージの仕様を確認し、適切な解像度やフレームレートで動画を作成することが大切です。
まとめ
デジタルサイネージにおけるモーショングラフィックの活用は、今後ますます増えていくことが予想されます。自社で広告を制作する際には、ターゲットや環境に適したデザインを心掛け、視認性や伝達力を最大限に高めることが重要です。弊社では、モーショングラフィックを駆使したデジタルサイネージ広告の制作も承っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
今後もデジタル広告の最新情報を発信してまいりますので、ぜひご期待ください。
(広報担当)