昭和レトロ、大正ロマンブームが再来しています。大正時代は日本の西洋化が進み、ポスターにおいても着物だけでなく洋服を着た女性がワインを飲むセピアカラーの広告があります。
ほかにも、仁丹や蚊取り線香、ボンカレーなどのホーロー看板が街を賑わせていました。
時代は進み、紙の質やプリンタ、プロッタ等の出力機械の技術革新が起こりました。
そして、高画質・高耐力なポスターへと変わりましたが、なぜか、当時のポスターからは時代の雰囲気だけではなく、日本ならではの美意識や品性が伝わってきます。
ポスターは、そういった色気が織り成す味わい深さによって、印象に残り続けるのでしょう。